美術
文化交流博物館の紹介です。 オスロ市が運営するオスロ博物館の系列の博物館のようなので、どのようなものか興味があり行ってみました。 ノルウェーの文化とは異なる移民などの文化を紹介する博物館だと思っていました。しかし実際に行ってみると、それだけ…
1893年から1912年にかけて、北極と南極の両方への探検に使用されたノルウェーが作った木造船であるフロム号を展示し、その探検の歴史を紹介した博物館です。入り口を入るとフラム号がどーんと置いてあり、その迫力を目の当たりにします。フラム号の中に入る…
1947年に太平洋を横断した船コンチキ号とその航海をした探検家トール・ヘイエルダールを紹介した博物館です。イースター島に来た最初の人類は南アメリカから来たという仮説を持っていましたが、多くの学者に反対されたため、実際に自分で船を作ってその渡航…
ノルウェー海洋博物館は、オスロ市中心から少し離れたのビグドイ地区に建ち、海に囲まれた美しい場所にあります。博物館は、バイキング船や客船をはじめとする海洋に関する数多くの展示物を誇っています。 展示を通じて現代まで続くノルウェーの海洋史を一望…
ノルウェーが第二次世界大戦においてドイツに占領されていた時の歴史を展示した博物館です。 1940年にドイツ軍に侵攻されてから1945年に解放されるまでの関係書類やジオラマ、映像などが展示されています。 ドイツの侵略に対して大人しく占領されていたのか…
ノルウェーの戦争に関する歴史展示の博物館です。世界の戦争の状況に始まり、城の歴史、デンマーク統治下であった1814年〜1905年の歴史、第二次世界大戦時の歴史、近代の歴史が順に展示されています。 ジオラマなどもよく作られており、また実際に使われてい…
彫刻家グスタフ・ヴィーゲランの作品を展示する美術館です。ヴィーゲラン公園に隣接し、オスロ市博物館からも徒歩5分程度の場所にあります。彼が晩年の20年ほど過ごした場所だそうです。 彫刻作品がほとんで、男女や、親子、家族などの人間関係、さらには人…
王宮近くにあるノルウェーの歴史博物館です。Nationaltheatret駅から歩いて5分ほどで行けます。肌色のレンガ造りに半円の窓がついており、重厚というよりは軽やかな印象の建物です。 展示は1万年前、鉄時代、バイキング時代、サーミ族、コインなど時代別、…
ノルウェー・オスロ市の北にある技術博物館です。産業技術の歴史を見ることができます。多くの家族連れで賑わっていました。入り口には大きな水車があり、水力発電がノルウェーのエネルギーの原動力であることを印象付けます。 展示品の種類は多く、航空機、…
オスロ市西の海辺にある美術館です。現代作品を中心に展示している美術館です。今回は、アメリカの美術家レイチェル・ハリソン(Rachel Harrison, 1966-)の特別展が開催されていました。 写真中央にあるセメントに色をつけた作品が会場内の至る所にあり、靴や…
オスロ市ヴィーゲラン公園内にある市立の博物館です。17世紀後半から18世紀前半のオスロの風景を描いた油絵のコーナーとオスロの歴史展示のコーナーに分かれています。 この時代のノルウェーの絵は描写が精密です。色使いも明るく、わかりやすい印象で、日本…
2022年に新しくオープンしたノルウェーの国立美術館です。世界の美術品のほか、ノルウェー人画家の絵などの作品が多く展示されています。 ノルウェーといえばムンクでしょう。モンクの作品が一堂に介した部屋は圧巻です。「叫び」、「橋の上の少女たち」、「…
東京都美術館で開催中のボストン美術館展のレビューです。2020年に開催予定だったのがコロナ禍の影響で2年遅れになったそうです。ボストン美術館が所蔵するアジアの作品を中心に60点ほどが展示されていました。目玉は2つあり、平治物語絵巻三条殿夜討巻と吉…
国立西洋美術館リニューアルオープン記念の企画展です。モネやルノワールなど西洋画家を代表する作家たちの作品展です。 これまでいくつかの展覧会を通じてモネの絵には何度となく触れてきましたが、肌色と言うのでしょうか薄いオレンジの色の使い方がとても…
スコットランド国立美術館の所蔵展です。ルネサンスから印象派の時代まで幅広い時代の西洋の絵を一同に見ることができます。ルネサンス、バロック、ロココ、印象派、それぞれに時代を代表した画家とスコットランドで活躍した画家の絵が展示されています。先…
東京国立近代美術館で開催の、明治から昭和まで生きた日本画家鏑木清方の展覧会です。 描かれる美人画は、女性だけでなくその背景までも精密に描写されています。とても柔らかな雰囲気を持つ絵です。特に「社頭春宵」は春の夜を丁寧に描き幻想的です。たけく…
SOMPO美術館で開催のシダネルとマルタン展 最後の印象派、二大巨匠のレビューです。 19世紀後半から20世紀にかけてフランスで活躍した二人の画家の展覧会です。画家の目を通してみた風景の印象をよく感じることができました。陽に照らされた被写体から放たれ…
山種美術館で開催の植松親子の展覧会です。日本画家であり、松園は女性画を多く描いたとのことです。 線が柔らかく、色も使いも柔和でとてもきれいな印象の絵でした。ポスターにも使われていた絵は、実際に見るともっと印象が際立ってきれいです。やはり本物…
特別展 ポンペイ 東京国立博物館 平成館の感想、レビューです。西暦79年に火山噴火で消滅したポンペイの街へタイムスリップします。従来の展覧会の展示手法の概念を変える画期的な展覧会です。上記の写真はこの展覧会で撮影したものです。 各展示品の当時の…
パナソニック汐留美術館で開催の「未来へつなぐ陶芸 伝統工芸のチカラ展」のレビューですここ100年ほどの陶芸家の作品が展示されています。 各作品に込められた作者の思いを想像しながら鑑賞しました。 自然や季節を感じる作品、宇宙や天体を感じる作品、生…
国立新美術館で開催のメトロポリタン美術館展の感想です。 15世紀ルネサンスから20世紀印象派までの作品がを展示しています。 ルネサンス期の絵では、テンペラ画が多く、油絵に見慣れたせいか発色の良さが新鮮でした。 バロック期の絵では、先日見たフェルメ…
東京都美術館で開催のフェルメールと17世紀オランダ絵画展の感想(レビュー)です。フェルメールは17世紀バロック期のオランダの画家です。フェルメールと言えば「牛乳を注ぐ女」や「真珠の耳飾の少女」が有名ですが、今回は「窓辺で手紙を読む女」の修復…
東京国立博物館にて開催の特別展「体感! 日本の伝統芸能―歌舞伎・文楽・能楽・雅楽・組踊の世界―」の感想です。 日本に今で伝わる伝統芸能5つの特徴と違いがわかりやすく説明されていました。歴史としては雅楽が一番古く奈良飛鳥時代に、次に能楽が室町時…
19世紀後半に活躍した印象派画家の絵画を集めた展覧会です。 目に映った印象に重きがおかれた印象派の絵画は、光に照らされた対象物がとても鮮やかに描かれています。 絵具の色を混ぜないでキャンバス上に点で描かれ、離れてみることで色鮮やかな色彩の絵画…
公文書やその保管方法を紹介する展覧会です。日本書紀、古事記に始まり、貴族の日記、古文書などを展示しています。日本書紀、古事記などは何度も転写をされることで記録として今に残されているのだそうで、記録は当たり前に残るものと思っていましたが、相…
国立競技場のデザインを行った建築家隈研吾市の展覧会を見てきました。NHK日曜美術館で同氏の建築設計のポイントとして「孔」、「粒子」、「やわらさか」、「ななめ」、「時間」を挙げており、そのポイントがどのように建築に生かされているのか気になってい…
古代エジプト展へ行きました。約紀元前3000年から紀元前30年まで、3000年も続いたエジプト時代の歴史を見ることができました。 石灰岩には絵と、ヒエログリフという象形文字が刻まれていました。何意味しているかわかりませんが、想像するに祭事のことなどが…
ユニクロ、Tカード、セブン&アイホールディングスなどのアイコンや商品パッケージデザインをされたデザイナー佐藤可士和氏のデザイン展を見てきました。 さまざまなデザインで溢れる街中においても一目見ればはっきりそれとわかり、かつそのブランドイメージ…
17〜18世紀にかけて生まれた日本の琳派の作品と、19世紀後半〜20世紀初めのフランス印象派を対比した展覧会です。 俵屋宗達の風神雷神図屏風は何度見ても迫力がありました。俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一では描き方が異なっているのがよくわかります。特に水…
日本の芸術の第一人者達の作品展ということで、その思想に触れたくて観てきました。 村上隆氏の作品には伝える力がありました。洗練された表現にもかかわらず、どの作品からもオーラを感じます。 東日本大震災で発生した原発事故の跡を巡るビデオからは、復…