パナソニック汐留美術館で開催の「未来へつなぐ陶芸 伝統工芸のチカラ展」のレビューですここ100年ほどの陶芸家の作品が展示されています。
各作品に込められた作者の思いを想像しながら鑑賞しました。
自然や季節を感じる作品、宇宙や天体を感じる作品、生命を感じる作品、作品そのものに意図を持ったもの、作品単体で何かを表現するのではなくある空間に置かれたときに何らかの印象を与えるように作られたものなど、作品の表現やあり方から様々な思想を学ぶことができました。
陶芸の表現方法についても、形、釉薬、絵の書き方、焼き方など様々な技法を組み合わせて作品を作り上げていることがよくわかりました。
ものづくりを通じて、何を表現していくべきなのかということを考えさせられる機会となりました。
2022-03-13 掲載