時代のプリズム:日本で生まれた美術表現 1989-2010 国立新美術館

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東京六本木にある国立新美術館で開催の「 時代のプリズム:日本で生まれた美術表現 1989-2010」展です。

新しい今どきの美術を総覧するつもりで訪れました。
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最初に村上隆氏の作品が目に入りました。絶滅危惧種の毛皮で製作されたランドセルです。芸術作品とはいえ、現代の我々のありようを考えさせられる作品です。
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宮島達夫氏のLED作品もありました。私はこれを見ると時の流れのはかなさを感じてしまいます。

この他にも下道基之の戦後に各地で放置された鳥居の写真などが心に残ります。

全体として、心の内面や人類が歩んできた過去を改めて考えさせられる作品が多かった印象です。

一方で、この展覧会の隣の部屋では二科展が開催されており、外からチラッと見えただけですが、自分の想像に及ばない自由な作品が多いように感じました。

新しい感性を感じるつもりで本展の現代美術を見に行ったのですが、この時代の作品は一部がすでに自分の血肉となって消化されたものであることに気づいた展覧会でした。

 

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