
静岡の熱海にあるMOA美術館で開催の 」琳派デザイン宗達・光琳・抱一」展です。本阿弥光悦、俵屋宗達、尾形光琳、尾形乾山、酒井抱一ら江戸時代を中心に活躍した琳派の作品を一同に見ることのできる美術展です。作品を見ると今から見ても斬新なデザインであることに改めて気付かされます。

特にこの硯箱は紋様の配置が大胆で、斬新さを感じる象徴的な作品でした。まとまって琳派作品を見ることで琳派デザインの有り様を理解することができました。
なお、この美術館では重要無形文化財に指定された作家たちの作品も展示されています。技能によって作り出された美を改めて認識し、日本の伝統文化が生きた技能として継承されていることを実感します。これらの作品を見るだけでも価値がある展覧会と思います。
あと、MOA美術館の名前ですが、創設者の名前に由来したMokichi Okada and Artの略だということがわかりました。
https://www.moaart.or.jp/event/rinpa_design/