同時期に書かれた古事記と日本書紀のあらすじをまとめた本です。
古事記は712年に天皇家の歴史を中心に物語として記述され、日本書紀は720年に日本の歴史の正史としてまとめられています。
日本の国はイザナギとイザナミの神によって誕生し、その子孫が初代を神武天皇として、日本の天皇につながっているという話です。物語に関連する地名も出てくるので、今後その土地を訪れることがあれば、歴史的な意味を噛み締めることもできると思います。いずれも日本人として知っておくべき知識でしょう。
掲載日 2021年4月25日