

東京都の豊島屋酒造のお酒、十右衛門純米無濾過中取り生原酒です。精米歩合は60%、アルコール度数は18度となっています。日本酒は、+3.5とあり、やや辛口のでしょうか。精米具合が60%ですので、特別純米酒といっても良いでしょう。まず色ですが、純米酒らしく若干黄色味がかっています。香りはまろやかです。吟醸酒ではないので吟醸香ではありませんが、無濾過生原酒としてお米らしいなめらかな香りが立ち上ってきます。吟醸酒でなくても、ここまで香りがあるのだなと感心します。口に含むと、生酒としてのフレッシュな感触を伴いつつ、濾過してないおかげでしょうか、純米の原酒としてのしっかりとした味わいが、口の中に広がっていきます。飲み口の飲み込んだときの感触も、純米の生原酒らしく、しっかりさを保ちつつ鼻の奥から後頭部へフレッシュさを伴って抜けていきます。
生酒としての新鮮さがありながら、濾過していない原酒で、品質が安定した中間地点の中取り酒なので味わいがとてもしっかりしています。12月製造なので、荒ばしりに近い中取りなのかもしれませんが、新酒の楽しさを存分に楽しめるお酒です。