オスロの国立美術館でノルウェーの画家Harriet Backerという画家の特別展が開催されています。19世紀後半に活躍した画家で日常の生活や風景を描いています。
1883年に描かれたBlue Interiorという作品で彼女は画家として一躍有名になったそうです。室内の絵が多く、人々の日常生活の様子をうかがい知ることができます。絵の印象はとてもバランスが良く、どの絵もとてもよくまとまっており、見ていて飽きることがありません。
風景画もありますが、色の多彩さや、明暗の付き方がとてもバランスが良く心地よさを感じます。クセを感じさせないのに、とてもしっかりしていて、いつの間にか引き込まれてしまいます。絵に芯が通っているというのでしょうか。心が落ち着き、ずっとその場に立ち止まって眺めてしまいます。
ノルウェーの画家としては、GUDEも好きですが、Backerも私のお気に入りの画家になりました。