グリーグ博物館の紹介です。グリーグはクラシック音楽の作曲家で「ペールギュント」やピアノ協奏曲が有名です。ノルウェーのベルゲン出身です。
博物館はグリーグが住んでいた場所をそのまま使っているそうです。展示品は少なめですが、グリーグが住んだ家や作曲活動のために使った小屋が当時のまま建っています。グリーグが住んだ家の中は毎正時に実施されるガイドツアーに参加することで見学できます。
彼が使ったピアノや小物、写真や寄贈された絵が多数あり、グリーグの人となりを想像することができます。家の中にカエルのような小物が展示されいましたが、グリーグはあがり症で演奏会の時にこの小物をポケットに入れており、演奏の前に握ることで緊張をほぐしていたそうです。
作曲活動のために使用された小屋は中を覗くことができます。グリーグがどんな環境で作曲活動をしていたかていたかよく理解できます。
作曲部屋からは湖が一望でき、「ペールギュントの朝」にふさわしい景色が広がっていました。
この博物館は市外にあり、ベルゲン市内とベルゲン空港を結ぶトラムのような電車のHop駅から歩いて25分ほどのところにあります。不便なところではありますが、クラシックファンにとっては訪れる価値のある場所だと思います。
ベルゲンカードを持っていれば割引が受けられます。
https://www.kodebergen.no/museene/troldhaugen
