川合玉堂 ―なつかしい日本の情景― 山種美術館

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東京恵比寿にある山種美術館で開催の「川合玉堂 ―なつかしい日本の情景― 」展の紹介です。これは同館の 開館60周年記念の一環のようです。玉堂は1873年生まれの日本画家です。絵が柔らかいのが印象的で、興味があり訪れました。

作品は農村や川や雨を描いたものが多く展示されています。特に雨や霧、川、滝といった水の描写が美しいです。川や滝の水に流れだけでなく、降りしきる雨や遠くの山が水蒸気や湿気で霞む様子など、液体、気体問わず水の存在を自由に描き分けている印象です。そして一連の作品を通じて日本がいかに水に恵まれた美しい国であるかを感じました。

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これは紅白梅図ですが、こちらはしっかりとした梅の木の力強さにしばし見とれてしまいました。

最初は柔らな筆致のイメージを持っていましたが、実際に見てみると、柔らかさと力強さの両方のバランスの上で成り立っており、考え抜かれた筆致と表現法で編みだされた絵であることが分かりました。

日本の農村風景が水の美しさを通して描かれた心の癒される展覧会でした。

 

 

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