

神奈川県にある横須賀美術館の小林理顕展の初日を見てきました。1945年に生まれた建築家小林理顕は2024年に建築業界で最も栄誉のあるプリツカー賞を受賞したそうです。
彼の建築哲学としてパブリックとプライベートを区切る閾(しきい)を大切にしていました。その視点で作品を見ると、それぞれの建築作品に対して「閾」をどこに置くかを試行錯誤している様子がよくわかりました。
彼の概念には3つの空間、パブリック、プライベート、コモンがあります。パブリックは社会の空間、プライベートは個人の空間、コモンは家族の集いの場や集合住宅等の共同空間として位置づけられています。パブリックからどのように隔てることで、プライベートやコモンの空間を作り出しているかが、様々な作品を通じて伝わってきます。
この展示会を通じてどのように社会や個人て共同体と関わっていくか、貢献していくべきか、という自分自身の哲学を考えさせてくれる貴重な時間となりました。