東京虎ノ門にある大倉集古館です。日本で現存する最古の私立の美術館とのことです。能面や能装束の企画展が行われています。
衣装の文様の意味やどのような役柄がその衣装を身に付けるかなどとてもわかりやすく説明されています。装束の意味をわかって舞台を見ると、より理解が深まるだろうなと感じました。狂言面では「猿に始まり狐に終わる」そうで、猿と狐の面の両方が展示されています。能面においても、増女の面の実物はとても綺麗でこの面だけでも立派な作品だと感じます。
これまで縁のなかった能狂言ですが、実際の舞台を見てみたいと思うようになってしまいました。