
府中市美術館で行われている小西真奈のWnerever展の感想です。このポスターの絵に惹きつけられて行きました。この絵は温室の中を描いた風景かと思いますが、この他にも温室を描いた多くの絵がありました。


小西さんの絵は、光と水の表現が印象的です。光を描く夏の強い日差しや朝日の描画は、自分の心の中で想像する光の印象をよく描いてくれたなと感じました。そして、水の表現も印象的で、透明度を感じます。描かれる温室にふさわしい池の水面とその深さがよく表現されています。
小西さんの絵の全般に言えることですが、絵をよく見ると筆使いは即興的にも見えるのですが、絵全体の色彩と筆使いのバランスがよく、絵が表現している空間の印象が生き生きと伝わってきます。言いかえると、私の心の中に残る印象的な風景を思い出した時、その風景の印象を絵で表現すると小西さんの絵のような表現がもっともしっくりくるなと感じるのです。

心が充足されたところで、隣接する府中の森公園を散歩しました。公園の奥にある日本庭園に梅が咲いているのを見つけました。まだ寒い日が続きますが、この咲く梅にいまが暦において立春であることを実感しました。